成年後見制度で幸せな老後を送られた事例もご紹介しましょう。

1人暮らしだった元税理士(独身女性)の方は、老人ホームに入り、幸せに暮らされています。
姪が成年後見人になるという事で、私が代理申請をしました。
成年後見申請をした時期に老人ホームに入られました。

 老人ホームに入り、人を信頼して任せられる人は幸せな老後を送れるようです。
また財産にこだわりが強い人と、強くない人(お任せできる人)がいますが、こだわりがない方が幸せなようです。
どうしても通帳を手放さない人には、空の通帳を渡すこともあります。

この税理士の方は、お金を取り扱う仕事をされてきたのですが、あまりこだわりがありませんでした。
いつも、私たちにありがとうございます、とおっしゃってました。

 分譲マンションに事務所をお持ちだったのですが、管理費などもかかりますので、売却しました。
これも全て本人の口座で管理されます。
また一度、老人ホームで眼鏡を壊してしまわれたので、眼鏡屋さんに出張で視力検査をお願いして、その後、完成した眼鏡をお届けするなんてこともありましたし、漢字練習帳を送って差し上げたりもしました。

 このように成年後見人は、財産管理だけでなく、本人の生活全般のサポートもします。
施設や親族ができない場合、下着等の購入や、車いすのレンタル介護保険の予約などをすることもあります。