父親に会えない、という長男からの相談を受けた事例もあります。
弟と妹が結託し、父親に会わせてくれないという事でした。

私の方で健康保険のルートを使って調べてみたら、入院している病院はわかりました。
しかし、やはり病院側で会わせて貰えないので、「法定後見制度」を使って成年後見人の申請をしようとしました。

その結果わかったのですが、先に「任意後見制度」が使われていました。
基本的には「任意後見制度」の申請が、「法定後見制度」よりも優先されます。

しかし、我々の接触の直後に任意後見制度の申請がされていましたから、弟と妹が、「任意後見制度」を使えない状態の父親をだまして任意後見を使わせていた可能性もあります。
虐待の一つのパターンとして、親族が自分を後見人にしてしまうケースもあります。

しかし、この案件では、長男がもう父親に会えなくてもいいと諦めた為に、そこで終了してしまいました。