【 相談内容 】

最近は、スマートフォンで簡単に動画を撮ることができます。

 

そこで、家族に宛てたメッセージをしゃべっているところを
スマートフォンでビデオに残そうと思います。

 

ビデオで「自分の財産はすべて妻に相続させます」と言ったら、
それは遺言書として認められるのでしょうか?

 

 

【 回答 】

認められません。

 

民法は、遺言を紙に書くことを要求しています。
ですので、ビデオや録音した遺言は、認められないのです。

 

ただ、認められないのは、法律的な効果だけです。

 

たとえば、自宅の不動産を妻に相続させる、
預貯金は長男に相続させる、
などの内容は認められません。

 

しかし、残される家族に向けたメッセージは、
法律とは関係ありませんから、
ビデオや録音でもOKです。

 

また、自分で手書きで書く遺言書(自筆証書遺言と言います。)は、
筆跡が違うとか、無理やり書かせたなどと言ってトラブルになりやすいので、
遺言書を書いている様子などビデオに撮っておくことで、
紛争を防止する、ということもできます。

 

※相続・遺言のご相談は、経験豊富なレセラにお任せください。