代表者:依頼当時37歳
業 種:広告仲介業
負債額:法人約1200万円
    代表個人約300万円

 

 

O社は、平成10年に代表であるMさんによって、広告仲介を主たる業務として、設立されました。

 

設立当時、事業が軌道に乗らず、事業資金として信用金庫などから合計600万円程借り入れをしました。

しかしながら、思うように業績は伸びず、ついには代表者のMさんは契約社員の形態で他社に勤務し、仕事をするようになってしまいました。

 

それから約4年間、O社は休業状態にあったのですが、平成15年Mさんは意を決して事業を再開することにしました。

 

すると、設立当初とは全く違い、順調に顧客を増やし、事業が軌道に乗るようになりました。

 

ところが、そんな矢先、Mさんは交通事故に遭い、仕事をすることができなくなってしまったのです。会社組織とは言え、実質はMさんの1人会社です。Mさんがいなければ、会社は動きません。

働き盛りのMさんにとっては、大変辛かったでしょう。

 

その後、Mさんは思うように働けないストレスから、統合失調症を発症してしまいます。

 

そして、状況はますます悪くなります。なんとMさんは、生活資金がなくなり、ヤミ金からお金を借りてしまったのです。

 

執拗なヤミ金からの督促。自分ではどうにもできなくなり、ようやくMさんは当事務所にご相談にいらっしゃいました。

 

ご依頼いただいてヤミ金はすぐに対処しましたが、Mさんにはその他の業者への返済資金もなく、生活保護を受給しながら治療に専念してもらうことになりました。

 

その後、病状が落ち着いてきたころ、Mさんは会社と借金をこのままにしてはいけないと思い、改めて当事務所に自己破産のご相談にいらっしゃいました。

 

手続きそのものは速やかに終了し、その後は知人の運送会社で元気にお仕事をされています。