高齢者虐待の種類は5つあります。

●身体的虐待
殴られる、蹴られる、つねられる、押さえつけられる……といった暴行を受け、
身体に外傷や内出血(アザ)、打ち身、捻挫、骨折、火傷などの傷跡が見受けられる場合。
意思に反して拘禁された場合も含まれます。

●心理的虐待
自分を介護している者から日常的に侮辱や脅迫などの「言葉の暴力」を受けたり、
逆に無視されたり冷淡に扱われたりすることによって、
心理的に不安定な状態や孤立した状態に陥っている場合。
悪化すると、常におびえた様子を見せ、日常生活の遂行に支障をきたすこともあります。

●性的虐待
性的暴力または性的いたずらを受けたと見受けられる場合。
夫婦間の強制的な性行為も含まれます。

●介護放棄
必用な介護が行われない、治療を受けさせてもらえない、きちんとした食事が与えられない、
戸外に閉め出されるなどの行為によって、高齢者の健康や精神状態が悪化していると見受けられる場合。

●経済的虐待
高齢者が受け取るべき現金(年金など)が渡されない、取り上げられて勝手に使われてしまう、
高齢者の所有する不動産が無断で売却されるなど、
経済面で大きな不安にさらされていると見受けられる場合。