「明るい倒産」(R)の弁護士大竹夏夫です。
「倒産になるかも」
「倒産するしかない」
そう思ったら、まず何をするか?
いろいろ考えられまず、本当にやるべきことは、たったひとつ。
それは、専門家に相談することです。
多くの経営者は、倒産を避けたいと思っています。
だから、倒産になるかもと思っても、何とかしようとしてしまいます。
銀行から追加融資を受けられれば、まだいいほうです。
銀行から融資を断られて、消費者金融から個人で借りたり、知人から借りたり。
ひどいときは、従業員から借りる経営者もいます。
さらには、親、兄弟、親戚まで頼み込んで運転資金を借りる人もいます。
でも、いくら資金を調達しても、焼け石に水です。
数百万円の資金もあっという間になくなってしまいます。
倒産をするか、事業を継続するかは、難しい判断です。
専門家の知識・経験が必要です。
ですから、ご自分だけで判断してはいけません。
そこで、経営コンサルタントや再建コンサルタントに相談する経営者がいます。
しかし、コンサルタントは、倒産や再建の「専門家」ではありません。
多くのコンサルタントは、多額の報酬をもらいながら、自分では責任をとりません。
うまく再建できることもあるでしょう。
そのときコンサルタントは「自分のおかげだ」と言います。
しかし、効果が上がらないほうが多い。
そうしたときコンサルタントは「言ったとおりにやらないからだ」と言います。
コンサルタントは、単なるアドバイザーなので、責任がありません。
結果として無責任なアドバイスにつながりやすい。
倒産や再建の「専門家」は、「弁護士」です。
弁護士が唯一、企業や社長の代理人となって問題を解決することができます。
弁護士自ら事にあたるので、責任をとります。
うまく行かなかったら、弁護士自身の失敗なのです。
「専門家」=「弁護士」に相談するのは、早ければ早いほうがいいのです。
早ければ、それだけ打つ手が多くなります。
「倒産かな?」と思ったら、まずやるべき「たったひとつ」のこと。
それは、専門家=弁護士に相談することなのです。
では、専門家の相談は、「いつやるか?」
「今でしょ!」